たかが楊枝  されど楊枝

楊枝入れに長い間悩んできました。

常に思っていたのはいかにもこれは楊枝入れです、ここにありますよ。
というのは避けたかったのです。
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先週、Style-hug Galleryで開催されたハチヤタカユキ氏の漆器展に残念な事に伺えなかったのですが、いらしたかたのところで写真を拝見し、「、これは何かしら」と思うものが見つかり
写真の主に伺うと、分からないとの事、style-hugさんへお電話をいれ「楊枝入れを探しているのですが何か無いかしら」と尋ねお持ちくださったのがこれ、そうあの写真のお品でした。
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シットリとした明るめの溜塗りで蓋は漆に錫を混ぜて塗ったものだそうで、深みのある色を出していて気に入りました。
早速楊枝を入れてみるとぴったりと納まります。
楊枝入れとしては少々お高いものですが、長い間探していたものがやっと見つかりました。
これなら、食卓の真ん中に一つぽんと置いても絵になりますね。
きっと家の楊枝入れの為に作られたものの筈と。  満足満足!!

こちらは以前使っていた楊枝入れ
たかが楊枝  されど楊枝_f0032481_23102875.gif

黒い筒型は昨日まで使っていたもの。タイで買ったものですが大きすぎて中で楊枝が寝てしまい使いにくかったのと、
何回か落したりしてるうちに傷がついてしまったのです。

ひょうたんの絵柄の箱は楊枝入れとして作られているのでサイズはぴったりでしたが、この形状が気に入らなかったのです。
現在は小さな小さなスプーンのケースになってます。

わたしにとってはたかが楊枝  されど楊枝なのです。
by studiopinot | 2008-10-24 23:02 | 器の棚
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