手まり麩

手まり、と聞くだけであの綺麗な糸で作られた、あざやかな手まりが目に浮びます。
今日届いたのが、本物の手まりのように色鮮やかで、大きさも5cm近くあります。
いつもお願いしております「ふ吉」さんのお品です。
もう○十年のお付き合いになります。

六本木の大通りから少し入ったところに、昔ながらのたたずまいで営業されてます。
殆どが料亭など専門店をお客様にしておりますが、お取り寄せも出来ますし六本木へ出たときは立ち寄ってみたりもしております。
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お吸い物にしてみました。菜の花が春を、そして長ねぎを小さな角に切り雪に見立てました。
季節を取り入れながら、見立てていくのは日本料理の楽しく美しいところ、こういうことを考えるのがとても楽しいのです。
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5cm近くもあるこの手まり麩の中には、薄くお味付けされた鶏挽肉が入ってます。
ですから、ボリュームもあります。
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うなぎのちらし寿司。
すし飯にはみじん切のしょうがを混ぜ、菜の花、うなぎ、炒った松の実と浅草海苔の細切りを上に盛りましたが、???
錦糸卵を忘れてることに写真を見て気が付きました。。
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錦糸卵がないと寂しいですね。  何か物足りないと思っていたのでしたがこういう事でした。
by studiopinot | 2007-01-16 23:27 | 料理
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