おから うのはな きらず 名前は変わってもおなじ食材です。
冬の和え物の時は 雪月花(きらず)和え、何故この字できらずと読むのか分らないのですが
綺麗な名前です。
春になると 卯の花和え 春の喜びを感じさせてくれる名前です。
日本料理には季節によって呼び名を変え、季節を取り入れて楽しむという粋な部分があって
とても楽しいものです。
夏には傷みやすいので甘辛く煮てしまうおからですが、この時期くらいまでは
卯の花和えを良く作ります。
和え物にするときは少し手間をかけて、水漉しをします。
目の細かいざるに入れ、水を張った大きなボールの中で揉むように漉します。
水の中に落ちた細かなおからを、布巾に取り出し水気を絞るのです。
手間がかかるのですが、この作業がなかなか私にあってるようで苦にならないのです。
布巾の中の細かなおからを湯煎で煎り、用途に合わせてお味をつけてゆきます。
水分が無くなり、さらさらさらとしゃもじから落ちてゆくのがなんとも気持ちが良い。
沢山出来ましたので、少し取り分け今月のお教室のデザートに利用します。
お椀に入れたのは、砂糖、塩、酢でお味をつけてお教室では和え物に致します。
明日のお教室の為にあと一頑張りです。
これから咲く白いうつぎの花の事も卯の花というのをご存知でしたか。
もしすると地方によってかもしれません。
以前、朱の椀についてお問い合わせいただきましたがこの多用碗は
style-hugさんでオンラインショップがスタートしお求めになることが出来ます。
お問い合わせくださいね。
又、19日から ・・献立から器を考える、器を作って料理して・・・・
若手の作家 古谷宣幸・朱里さんの展示会が始まります。
とっても期待できそうです。
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