桜のマドレーヌ

今日、東京、横浜に桜の開花宣言」がでました。
嬉しくて、大好きなこだわりの、マドレーヌを焼くことにしました。
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昔、昔、未だ若かった頃、最初に覚えた焼き菓子がマドレーヌでした。
型は、もう使わないからと頂いたものですが、アンテイークものと思われるくらい古く、
よく使い込まれたもので、これを使って何回も何回も焼きました。
私のマドレーヌは、卵は泡立てず、バターを溶かし、液状になったものを生地に混ぜ込むタイプです。
そのうち、自分で作るマドレーヌより、もっとふわふわしたマドレーヌが沢山売られていることも知りました。
フランスに行くたびに、マドレーヌを探しましたが、店先で出会ったのは2回だったと思います。
きっと家庭で作るお菓子なのでしょう。
それは、ふわふわしてない、シットリとそしてチョットしっかりとしたマドレーヌでした。
何かとっても嬉しかったのを憶えております。

今日作ったのは、3種類。
桜の葉と花びらを混ぜた桜のマドレーヌ。
レモンの皮をすり卸し、混ぜたプレーンタイプ。
ラム酒に漬け込んであるレーズンを混ぜ込んだレーズン入りマドレーヌ

桜のマドレーヌは、お茶のブレンド用に蒸して乾燥させた桜の葉を細かくしたものと、桜のしお漬けを、塩抜きをして、レンジで2分乾燥させ手で細かくしたものを混ぜます。
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割ると、桜の花びらが見えます。ほんの少し塩味が残っていて、とっても嬉しいお味でした。

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60個あったのですが、今は42個になってしまいました。
使った後の手入れが大変なので、いつもはシリコン加工されたものを利用しておりますが、
ゆったり焼きたい時は、これを使います。
それと、時々使ってあげないと傷みが早いような気がします。
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マドレーヌの作り方
小麦粉   100g、 B.p. 小さじ1/3 合わせて振るっておきます。
砂糖     80g、
はちみつ  大さじⅠ
塩      少々
バター   100g
卵      2個
レオンの皮卸したもの  1/2個ぶん

ボールに卵を入れよくほぐし、砂糖、塩、はちみつを加え混ぜます。
ふるった、小麦粉 B.P. をまぜ、レモンの皮を入れます。
溶かした液状のバターを流し入れ、手早く混ぜて、型に流します。
160度  15分焼きます。
型には、バターを塗り小麦粉をはたき、冷蔵庫で休ませる事と、オーブンを温める事を、
忘れないように。

 
by studiopinot | 2006-03-21 21:51 | お菓子
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