9月9日は五節句のひとつ重陽の節句です。
旧暦ですと菊の花が綺麗に咲く時期ですので 菊の節句ともいわれます。
現代の生活の中ではあまり関心をもたれない節句ですが、五節句の締めくくりとして最も盛んだったそうです。
菊の花びらを日本酒に浮かべて楽しむ
菊酒。
菊に綿をかぶせ、外に出し夜露を含ませて身体を拭いて、
長寿を願ったという
菊の被綿(きせわた) 菊風呂、菊枕 等色々あるようです。
お食事にも菊を使ってご飯を炊いてみました。
菊の昼膳
麦を沢山入れて炊いたご飯、菊の花びら、緑豆を混ぜました。
ご飯に混ぜた菊は もってのほか です。
たらこと卵黄のペースト
以前から炊き立てのご飯にのせて頂きたかった、たらこと温泉卵の卵黄のペースト。
熱々のご飯にのせていただくと、美味しくて食が進みすぎて怖いのですが止まりません。
いかと枝豆の梅しょうゆ和え
この時の梅醤油
に砂糖を少し、花椒らー醤、をまぜたもので合えてます。豆板醤でもよいのでは。
里いもと若布の吸い物
お吸い物には黄菊をちらして。
まだ早いのではと思いながら求めた里いもがおいしかった。
大切な器
骨董に興味が出てきた若い頃、何回も骨董屋さんへ足を運びやっと求めた器です。
江戸中頃はあるそうで、海外にも持って行き、沢山の思い出が詰まってる割には
戸棚の奥に追いやられているので、今日はハレの場に出してあげました。
お道具は使ってこそ輝いてくると言われているとおり、器が喜んでいるように見えてくるのです。
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